新ルパン三世ファーストアルバムのジャケット画。私はこれをLPで持っています。LPはルパングッズというより、音楽として楽しんでいました。私の場合、大野さんの音楽は最初聴いた時より、何度か聴いてるうちに好きになっていきます。これは大野さんご自身も、そういう傾向がある様だとインタビューで語られてる。
しかしこのLPの何に一番驚いたかって
『次元が不二子に惚れてる』
という設定が書かれていた事。何気に
『ウルトラマンは針の落ちた音も聞こえる』
という子供雑誌に書かれてた設定を思い出しました。
設定というのは公式決定設定資料からおこされて無い限りその場の作り手のアイデア的な意味合いとしか私は捉えてないのですが、この場合は個人的に今まで旧ルでは不二子と次元にそういうムードを感じた事がなかったもんだからビックリしたという^^;
私はフジジゲの二人は、生意気な妹に振り回されてうんざりのお兄ちゃんと、兄を小バカにしてからかってる妹というスタンスが好みです。時に兄から妹へ子供じみた逆襲あると尚可(笑)
この絵は大きいのを縮小してるんじゃなく、最初から200×200で描きました。以前から「ル中」さんのオエビで、「何て小さい画面に皆描いてるんだ」とその技量に感嘆してたんで、自分も挑戦しようと思ったのです。だから、わざと細かくて描き難いの選んだんですが、小さいサイズに収めるのが難しくてこれで2日も掛かってしまいました。後で考えると、やっぱり大きいサイズで描いてそれを縮小すればよかったなあ。縮小は画質に問題ないけど、拡大はぼやけるのね。どうにもへそ曲がりな性格で困る。
手前の腕と鎖は、毒々しさが好きなので新より初期のモンキーさんの絵柄でやってみました。ルパンの視線がオリジナルと違って上目遣いなのは、ルパンがこの銃を持つ敵を睨みつけてる視線にしたかったからです。
2006・6・1
|