2009年「Lupin et HotRod」 リンク御礼DLF
2009年「Lupin et HotRod」 リンク御礼DLF
http://lupinethotrod.web.fc2.com/index.html
 
 
2008.08.01〜12.28まで開催された二次創作企画展
「Lupin et HotRod」様 企画管理のお一人、reniさんから頂いたリンク御礼DFイラストです。お祭り、お疲れ様でした〜〜(^^)/
 
祭りを長く運営するって大変なのよね;と同年6か月間祭りをやった己も呟く。祭りというのは、その前に準備期間もあり、毎日が投稿・質問される方への御礼とお答えのメール、作品アップとレス、祭りを盛り上げる為の企画アイデア、不具合部分の微調整などなど、目に見えない部分での労力があります。自分とこの更新でさえ出来なくなる。
 
そんな中で、こちらのイラストがブログの方でチョコチョコと制作進行してるのを見て「この時間のない中で自分の作品まで、大変そうだなあ・・・」「しかも、かなり大きいし気合も入ってるし、こういうイラストじゃ中々仕上がるのも時間かかるんじゃないだろうか」と思ってまして。で、このたび祭り閉幕とあわせてこの作品が完成し、きれいにフィナーレを飾れたのがとても喜ばしく「おめでとうございます。そしてお疲れ様でした」とお声をかけさせて頂きとうございます。
 
reniさんの作品は初めてルパコレさんで拝見し、原作初期のムードを漂わせた大人っぽい二次創作に感激し、どちらかといえばモノクロのダークなイメージがあるのですが、カラーだとかなり鮮やかなんですね。サボテン生え明るい空のカントリー・ロードな風景によく似合う。「LHR」さん自体が「アメ車とルパン達」というテーマで始まった祭りだけど、この絵もアメリカのロード・ムービーを思わせるなあ。ちなみに私もレーシング・カーでは今の物よりファースト第1話に出てきたようなちょっと旧式のデザインが好き。メカにはまるで詳しくなく、車の名もろくに知らず、メカ自体も殆ど描けないんですが「観る」のは大好きです^^特に配管がむき出しになって、シルバー金属が連なってるようなの観ると、ゾクゾクした快感覚える。
 
「ルパン」といえば、その出典からもヨーロッパの印象が強いと思うのですが、私はルパンに「アメリカ車」を持ってくるという祭りの着想は、非常に的を得ていて面白いと思いました。「ルパン」は、原作者のモンキー・パンチさんが、アメリカの雑誌「MAD」のイラストに衝撃を受けた事で生まれ、時代的にも「60年代のアメリカ文化への憧れ」に、「ルパン」は大きく影響を受けた作品だからです。「ルパンとアメリカ」は切っても切り離せない関係にある。その豊かなアメリカの象徴のひとつが「車」であったとも思っています。個性的で陽気で贅沢だったアメリカ。そのアメリカもベトナム戦争の泥沼化で影を背負うようになり、「ルパン」はこうした、アメリカの光と影、歓喜と悲劇、活力と死の狭間で生まれ育った気もしなくはありません。
それにしても「LHR」さんの祭りでは「車」という難しい題材に、よく皆さん挑戦し、力作投稿されたなあと感心しきりでした。女性がメカに強いとどうにも自分の中の男心のプライドが傷ついちゃうのですが^^;ここはもう素直に脱帽し、凄いなあと羨ましく思う次第です。
 
2008年は二次創作サイトで、あちこちで大きな祭りがありました。ルパコレさんで幕を開け、ウチの方でも女性向をやり、そしてLHRさん、更にウチの祭りを引きついで頂いたような女性向祭りさんもあり。他にも勿論、あちこちであったようです。この怒涛の潮は「自分達の愛してるルパンはこうなんだ」という主張を皆で吐き出したくてたまらなくなっていたのかな、とも思いました。
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