ルパン’80
ルパン’80
 
セカンドシリーズOP第4作を模写。
 
「新ルパン」といえば、私が真っ先に思い浮かべる名シーン。
それがジャズ・バージョンのOP。
新がなければ、このポップで都会的な個性は生まれることはなかった訳で
旧作ファンの私でも
 
「新シリーズが出来てよかった」
 
と心から思えたのも、この時でした。
当時これを観て、正直これで新はやっと旧に胸を張れる様になれた、と
安堵の気持ちにさえなりました。
 
 
今まで旧と比べられると、どうしても新の個性は
旧より凡庸に見られることが巷だけでなく、制作側の意見をも含めて多かった。
 
それが旧にはない、軽く小洒落たセンス。
ポップで明るくコミカル。それでいて大人っぽい。
これは初めて新でルパンが得た、全く新しい個性。
 
そして、そのきっかけ・決定打になったともいえるのが、
その世界観を最大限に引き出す青木悠三さんの絵柄とセンス。
 
今までお世辞にも垢抜けてるとは言い難かった(失礼;)新画のデッサン力、ファッションセンスも
彼の画力に掛かると実にスマートでファッショナブルに変わる。
線もしっかりしていて美しい。
 
 
 
 
「カリ城」の宮崎さんは、セカンドの最終話で
 
「今までのルパンは皆、偽物でした」
 
というオチに、当時つなげたかったらしいけど
 
(これは、宮崎さん自身の「ルパン」への拘りと深い愛情による物だと私は思ってる)
 
でも「浦沢脚本+青木作画」の味は、私は「偽物」と切り捨てるには、勿体ない完成度だと思う。
 
 
 
私には新ルパンでは青木さんテイストの絵が一番好きです。
デフォルメの切れ味が良くて、観ても描いても気持ちいいです。
このシーンのルパンは鼻の下をちょっとのばして青木さん的デフォルメを強調してみました。
 
2005/12/10
 
 

PREV. INDEX NEXT

Last updated: 2010/8/8