ファースト「タイムマシンに気をつけろ!」の魔毛狂介をトレス・アレンジ。
テレスペNEWSのコンテンツに、挿絵として描いた魔毛です。
2007年のテレスペで「魔毛狂介が出る」と知った時
「キャラデザもまだ判ってないし、旧ルパンの魔毛を描くのもどうかな」
とは思ったのですが、今まで旧の魔毛を描いたことがなかったので、この機会に描こうかと。
やや本編より肉感的な絵になっていますが、これも
「今回はテレコムが制作するらしい」
というのが判った時、私の脳内連想がこうなったからです。
●テレコム制作
↓
●「カリ城」
↓
●宮崎さんは不在
↓
●「風魔一族の陰謀」
↓
●友永さんの作画は、アメコミチックでムッチムチ♪
そしたら魔毛がいつの間にか「風魔」チックにムチムチ作画になったとです(笑)
後でテレスペ用のキャラデザが判った後、一度描き直しかけたのですが、
最近平山さんの絵柄には食傷気味で、ずっと資料見ていられなかったのでやめました。
機械的に描かれてる、淡々としたレギュラー陣の絵とか
相変わらず信号機みたいなルパンの配色とか
不二子よりはるかに心こめて描いてるゲスト女の絵
も同時に目に飛び込んできて
気持ち的に不快感を覚えたのです。
魔毛のキャラ自体は2007年度版も好きなんです。
イセカのキャラも嫌いじゃありません。
レギュラーとの絡みも
「ルパンたちを喰うこともなく話を盛り上げる魔毛」
「安いメロドラマ要員にならなかったイセカ」
と悪くはなかったし。
(ただゴエがベタにイセカに惹かれた顔つき、目つき、呟きの羅列で
ポッと赤くならなかったとはいえ
ゴエは安いメロドラマ演出だなーーとは思いました)
私が平山さんの絵で好きになれないのは、絵そのものより、そこから伝わる
レギュラーに対する無関心・愛情の欠落なんです。
多分平山さんの絵は、オリジナルデザインであるゲスト女「だけ」見てたら
いい絵だと、私は素直に思えると思います。
如何にもうんざり「描き飽きた」と判る線のレギュラーとは、
絵に込められた愛情や気合のオーラが全然違う。
この、あからさまな態度の違いが、
レギュラーとゲスト女のキャラデザの差以上に、不快を覚える要因なんだろうと思う。
平山さんの今の不二子の絵を見て
「楽しんで描いてます」
などご本人にいわれても、絵にこめられた本当の気持ちまではゴマかせない。
口先で誤魔化されるのも、私は好きになれないです。
「ファーコン」までは、まだ平山さんの絵にも、誠実さが感じられたんだけどなあ。
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