原作「対20面相(その2)」の模写アレンジ。
この話の次元は可愛いですな。
「超一流の殺し屋の腕をみせてやるルパン」
と不敵に笑う次元。
「みてな!」
と、まるで自分の彼女か後輩にええカッコ見せたがりやみたいです。
それがコテンパにのめされて、ヘソ出してぶら下がってるとあっちゃあ・・・(苦笑)
ルパンがこのフィルムを上映しようとする時も
「エーー・・・・・・あのフィルム・・・?・・・・・・・・どうしても」
と、うじうじしてます。
ここの台詞はコバキヨボイスで想像しながら読むとかなり乙!
パースリ次元のキャラって、新冒険の次元が全開してるような。
ストーリー的にはルパンと次元がフィルムを追って見てるというただそれだけなのですが、
映るシーンにあわせて二人の反応が次々と変わって面白いです。
フィルムの内容自体もオムニバス形式で楽しめる。
ラストのオチも鮮やかで
アニメルパンでは多分再現出来ないブラックなシュールさもあって、
私的にはお勧めの佳作です。
このフィルムの内容はどこか、無声映画時代の
キートン的なギャグのコミカルさがあるなと思ってセピア風に仕上げてみました。
私はルパンは新冒険のキャラデザが一番好きなのですが、
自分で描くと新の絵柄になるようです。
2006/1/26
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