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ベルさんのサイト1周年記念の頂き物絵です。
全員が盗みの計画に一つになってるところを、ルパンだけがそういう自分を狙う照準に気づいてる、というようなさりげなく穏やかな目線が知的で気持ちいい。
本当に力のある大物というのは異常事態に対する余裕があるから、何かあっても佇まいは案外普段どおりだったりしますね。難なくやりすごしてる方が「底の見えない深さ・凄み」を感じさせるじゃないですか。大物はやたら力みまくったポーズやセリフ、顔、武器、そういうものを気張って乱発したりはしないのですよ(何の事言ってるのかな〜＾＾)
ルパンの不敵顔というのは敵に対する威嚇ではなく、ぞくぞくするようなスリルに対する悦びの顔だ、と思う。それを単に「クールで冷酷な顔にすればカッコいいんだ」と思い込んで形だけ作ってるのは、文字通りルパンが、外見で箔つけて頑張ってるチンピラみたいで、どうにも私には頂けないです。はっきりいうと大人のやることじゃない。
気障なセリフも、敵すらも思わずクスリと笑わせるようなユーモアを包んでいたり。そんな上質のゆとりを持ったルパンの瞳。いつまでも見詰め合っていたくなります。
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