ファースト「ルパンは燃えているか・・・?!」を模写アレンジ。
チキチキ・マシーンなルパン。
どうにもジャンキー絵が描きたい気分だったので、
勢い任せでグシャグシャ描けるこのシーンを選んでみました。
こういう絵を描くのはいいストレス発散になると実感。
しかし、このシーン描いててつくづく
「ファースト前半は原作テイストを良く研究してるなあ」
と唸る。
歯をむき出しに笑う痛快そのものなルパンの表情
長い足をくいっとへし曲げてるポーズ
そして何よりこのタイヤ!べちゃっと押しつぶされてます。
原作では例えば車の屋根のような硬い物が、
人物の頭に押されてボコッと持ち上がったり、
そういう「トムとジェリー」テイストな誇張ギャグがあるんです。
それがそんなにギャグという訳でもない絵柄なのに妙にマッチしてて楽しく笑える。
本編はここまでべチャッとタイヤが潰れてはいないのですが、
どうせならもっとやってやれ、と強調してみました。
ルパンの足の曲げも同様。
実はまともに車を描いたのは高校生の時以来。
きっちりした物が苦手で敬遠してたんですが、意外と楽しく描けました。
「ジャンクだから、多少ゆがんでようが、いい加減だろうが許される」
という気楽さがそうさせたのかもしれません。
私は昔のレーシング・カーのデザインが好きなのですが、描きながら
「この車、正面から見たらウーパー・ルーパーみたいで可愛い」
とも思いました。
06/2/19
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